【リーダーの傾聴講座オンライン・初級編】

「リーダーの傾聴力」とは、

会話や人間関係がちょっとギクシャクした時に、相手の「気持ち」をちゃんと聴くことで安心感を与え、自分も楽になる聞き方。いろんな人との会話や人間関係を良くする力です。

しかし職場では、いろいろな考えの人がいます。

頑張っても、なぜかうまく聞けない相手もいます。

そこには、「思考の違い」が影響しているかもしれません。

この講座では、ビジネス心理学で相手と自分の思考を知り、人間関係を楽にする傾聴を３ステップで学習。実際にどう聞いたらいいか、傾聴練習もしながら上手く聞くコツを身に付けます。

私は今は、リーダー向け講座の会社をしていますが

その前は会社員として十数年間ほどマネージャー職についていました。

・聞いても話してくれない

・聞いてるつもりなのに、相手が満足しない

こういうことは結構あり、私の悩みの1つでした。

そんな時、私はコーチングスクールで、「話の内容ではなく、相手の心・気持ちを聴く」という傾聴を学びました。

この傾聴を自分で実践する内に、会話が難しい時には不安・不満・不審という相手と自分・双方の「気持ち」が関わっている事が多い。気持ちを聴くことで会話が楽になる、ということがわかってきました。

しかし、そもそも気持ちがわからない相手の気持ちをどう聞くのか？

この問題は、私がビジネス心理学の４つの思考タイプを学んでから徐々に解決していきました（ビジネス心理学や思考タイプの説明はページ後半で説明します）。

例えば、自分と似た思考タイプの人の気持ちは傾聴しやすく感じます。しかし私が傾聴しにくいと感じる相手は、実は思考タイプが違うということに気が付きました。

「なぜ、そんな行動をするのか」言動の奥にある思考・真意がわかると気持ちが聴きやすくなりました。

しかし、もう一つの壁がありました。

苦手な相手の思考に合わせて聴いていると、次第に私の中にあったモヤモヤが大きくなってしまい、素直に傾聴できない、したくない、となってしまったのです。（やり方は分かっていても、やれない、やりたくない、もしくはやっていてると疲れるという感じ…）

この壁をやぶるのに効果的だったのは、自分のモヤモヤをしっかり吐き出して、その奥にある自分本来の願いを思い出すことでした。「私は、怒ったり、すねたりしたかったのではなく、本来は心をひらいた、本音での会話がしたかったんだ」という自分の願いに気づくと、少し自分を肯定でき、気持ちが楽になりました。すると、以前より広い心で相手の気持ちも肯定する傾聴が少しづつできるようになっていきました。

このようなトライアルを繰り返すことで、最終的には私が望んでいた「本音の会話」もできるようになっていきました。自分の在り方が相手に与える影響は大きかったのね、と強く感じた次第です。

このように、相手を知り、

良い状態の自分で相手の気持ちが聴けると、

相手も自分も楽になり、人間関係をじわじわと

改善することができます。

だからこそ私は、

相手と自分を知り人間関係を楽にする聞き方こそが

リーダーに必要だと感じているのです。

人間の言動の奥には価値観・思考タイプが潜んでいて、人それぞれ違います。

そういう複雑な人間の心理を分析し、なるべくシンプルに理解しようというのが心理学。それをビジネスで活かそうというのが、ビジネス心理学です。

この講座ではビジネス心理学ルミナの４つの思考タイプを参考に相手の思考タイプを読み解きます。会話が難しいと感じる相手の言動の奥にある心理・大事していることを理解し、心理に響く傾聴を学びます。

難しい相手との会話には誰しも少なからず

ストレスを感じます。知らず知らずに溜めてきたモヤモヤが、上手く傾聴できない原因になることも！

そこで、

自分は相手との会話にどんなモヤモヤを持っているのか？普段は我慢し、あまり見ないようにしている自分の心理・感情にアクセスしてみましょう。

モヤモヤをしっかり吐き出せるとスッキリし気持ちが軽くなり、その奥にある本来の願い、自分は本当はどんな会話がしたいのか？良い状態の自分が見えてきます。

思考タイプごとに違う、相手が大事にしていること・気持ちを聴き・伝える傾聴を練習します。

モヤモヤの自分ではなく、良い状態のあなたで相手の気持ちを聴くことで、お互い楽になる傾聴ができます。

傾聴は、何度も練習することでどんどん身についていきます。講座では参加者同士で傾聴を練習し「ポジティブ・フィードバック」を貰えます

。あなたの傾聴の良かった点・さらに良くするには、という相手からの応援コメントは、あなたのやる気と、もっとこうしよう、という上達への近道につながります。

ルミナ心理学とは、現代のビジネス心理学研究に基づき、英国ルミナラーニング社がウエストミンスター大学と協力し開発した、世界40カ国以上の企業のリーダーシップ研修などで採用されている心理測定ツールです。144問の質問に答えると、ビジネスにおけるあなたの良い状態の思考、悪い状態の思考、その違いなどが色とグラフでわかりやすく表現された心理分析レポートが抽出されます（このレポートはリーダー・管理職の人間力を高めるリーダーシップ講座に付いています）。

この傾聴講座に心理レポートは付きませんが、ルミナの４つの思考タイプ（理性の青 / 感性の黄色 / 協調性の緑 / 積極性の赤）の理論学びながら、意見の奥にある真意が理解できます。自分や相手が「なぜその言動をするのか？」その背景の思考を理解すると、上手な聞き方、接し方が見えてきます。

心理学を使って「頭で理解」し、傾聴で「気持ちが納得」する、2つのツールでわかりやすく、使える傾聴が学べる講座です！