N.Sさん
「何のためですか?」と問い返してくる部下へのアプローチ
正論でぶつからず、納得感を引き出して前向きに動いてもらうための問いかけ
「その指示、本当に必要なんだろうか…。もっと効率の良いやり方がある気がする。理由が分からないまま動くのは正直納得できない。でも毎回言うと面倒な人だと思われそうだし…。ちゃんと説明してくれる上司なら協力したいんだけどな。成果を出すためなら頑張る。でも、『なぜそれをやるのか』が分からないまま動くのは時間も労力ももったいないと思う。」
- NG 「昔からこのやり方だから」
- NG 「まずは言われた通りやってみて」
- NG 「上が決めたことだから従って」
「毎回理屈ばかり言わないで、まずはいわれたことをやってくれよ…。指示を出すたびに議論になると疲れるし時間がかかって大変だ。そんなに不満があるなら自分で全部やればいいじゃないか。」
「N.Sさんのより良い結果への意欲は正しいし、あなたの強みだよね。私も成果は大事だと思っている。みんなが納得して協力し合うことがより高い成果につながるから、そのための案があれば遠慮なく出してほしい。一緒により良いやり方を考えたいんだ。」
このタイプは「上司の言うことを聞きたくない人」ではありません。成果を出すことに強いこだわりがあるからこそ、なぜその指示なのか、どんな成果につながるのかを考え続けています。多くの管理職は反論されると「否定された」と感じますが、本人はやり方や判断基準を確認しているだけです。目的を共有し、背景を説明し、判断基準を明確にする。この3つを行うと驚くほど協力的になります。このタイプが求めているのは、優しさよりも「納得感」なのです。
多くの管理職は「理屈っぽい部下」を扱いづらいと感じています。しかし、彼らは反抗しているのではなく「納得して成果を出したい」と思っているだけかもしれません。本当に目指したいのは、反論しない部下ではなく、成果につながる意見を出してくれる部下ではないでしょうか。
AI部下シミュレーターで、切り返してくる部下との対話を実際に体験しながら、納得感を引き出す問いかけを身につけていきましょう。知識だけでは会話は変わりません。実際に使ってみることで、「論破される上司」から「信頼される上司」へ変わっていくことができます。[cite: 5] AI部下シミュレーターで練習する

